2018年11月29日

事例相談

NPOの会員さんからのSOS「最近、少し、拘縮気味・・・」
そんな相談があり、海尾理事とともに、久しぶりにご自宅に訪問してきました。
奥様がとっても優しくご自宅で介護をされている方です。
介護のための住宅を新しく建て、さまざまなサービスを活用しています。
勿論、リフトやグローブやシートなどは活用されています。

暖炉のある家。
とっても暖かかかったですね〜。
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訪問し、私達が着目したのは、マット環境とポジショニング、そして、介護の際の声掛けやタッチの仕方など・・。
夜間の体位変換ができなくて、床ずれを心配して、体位変換機能付のエアマットを使用されていました。
24時間のケアの内容や過ごし方などお話を伺いました。
勿論、床ずれなどは全くなく、できたこともない方です。
私達って、「もしも」と考えてしまい、介護する側の安心のために高機能の床ずれ防止用具を導入されているケースを見かけることがあります。
ケアが十分に行き届いているのであれば、もっと動きやすいマットでも良いのではないだろうかと思うのですが・・。
この事例の方も、高機能の床ずれ防止用具で端座位姿勢にすると、座面が不安定でとっても緊張されるので、後ろからしっかり支えていなければなりませんでした。
次に、隣の奥様が使用しているベッドに座らせてみました。片手でそっと支える程度にしっかりと座位保持ができていたのです。
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さらに、その固めのマットでのポジショニングについて指導。
緊張がとれているのが寝姿勢の変化でも良く分かりました。
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その後、高機能マットに再び移動して、ポジショニング技術や、グローブを使用した圧抜きや体圧の見方について体感していただきました。
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訪問時と、その後リラックスした際の背部への圧のかかり方の違いなどについて、実際に手を入れて感じていただきました。
時々、左脚を曲げたりする動きはありました。全く身体を動かさない訳ではないようでした。

『大は小を兼ねる。』という考え方。
高機能マットを使えば床ずれを予防できるかもしれませんが、課題もあるということです。
安心の為にフワフワの高機能マットを選び、今度は動きが阻害された事例も見たことが何度もありましたので、福祉用具の選び方は本当に責任重大です。
24時間の生活の中で、ケアの内容とともに見極めることが重要だということを改めて感じました。

posted by うさぎ at 10:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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